みんなの発酵マガジン

HAKKO trip 2026 開催レポート|発酵・醸造のまちが賑わった一日

2026年10月11日(日)、宮内・摂田屋で開催された「HAKKO trip 2026」。
当日は秋晴れの空が広がり、まち歩きには少し汗ばむほどの陽気に。多くの皆さまにお越しいただき、ありがとうございました。
発酵・醸造のまちが賑わった一日。当日の様子を、写真とともに振り返ります。

2つの歴史ある建物で開催された「蔵JAZZ」

今年の「蔵JAZZ」は、星野本店 三階蔵と秋山孝ポスター美術館 長岡(APM)の2会場で開催されました。
どちらも国の登録有形文化財。趣の異なる2つの建物を舞台に、それぞれの個性が光るJAZZライブが行われました。2つの会場をはしごして、演奏を楽しんだ方もいらっしゃいました。

星野本店 三階蔵での演奏(約26秒)

星野本店 三階蔵では、おなじみの「Lion Notes」が今年も登場。木の梁に囲まれた蔵に、あたたかみのある音色が響きました。

APMでの演奏(約20秒)
秋山孝ポスター美術館 長岡のポスター展示の前に立つ佐藤アルトさんと笠原晴太さん

一方、APMでは「佐藤アルト&笠原晴太 Duo」が出演。今回初めてデュオを組んだというおふたりが、ポスター作品に囲まれた美術館で演奏を披露しました。

蔵JAZZの会場にもなった星長エリア

星野本店と長谷川酒造の頭文字をとった「星長(ほしちょう)エリア」。
当日は長岡ではめずらしいほどの晴天に恵まれ、多くの方で賑わいました。

親子連れの姿も多く見られ、会場には和やかな雰囲気。
トゥクトゥクや、今年初登場の「しょうが醤油サウナ体験」など、ユニークな企画も登場。思い思いにイベントを楽しむ姿が見られました。

青空の下、多くの来場者で賑わう星長エリアとしょうが醤油サウナのテント
星長エリアに停車した青いトゥクトゥク
今年もまちを走ったトゥクトゥク

恒例のマステアートとイスダス文明

今年も、色とりどりのマスキングテープアートがまちを彩りました。

旧三国街道沿いの黒い壁にマスキングテープで作品を作る参加者たち

長岡造形大学によるマステアートのワークショップでは、旧三国街道沿いの黒い壁をキャンバスに、子どもから大人まで多くの方が参加。思い思いの作品を作り上げていました。

マスキングテープで表現されたしょーゆーん三人兄弟とキャラクターのイラスト

壁には、HAKKO tripのキャラクター「しょーゆーん」3人兄弟の姿も。
鼻からしょうゆを垂らしている、長岡のことに詳しいキャラクターです。

宮内駅前のシャッターを彩る花火やせったポン、オケじいのマスキングテープアート

宮内駅前では、上組小学校のみなさんによるマステアートが来場者をお出迎え。
作品の中には、摂田屋地域のキャラクター「せったポン」と「オケじい」の姿もありました。

まちなかの路地に並ぶイスダス文明の机と赤い椅子
イスダス文明の椅子に腰掛けて過ごす人々

まちなかには、長岡造形大学による社会実験「イスダス文明探検隊」も登場。

いつもの通りに椅子とテーブルを置いて、まちの風景や人の過ごし方がどう変わるのかを探る、ちょっとユニークな取り組みです。

取り組みの背景については、「イスダス文明探検隊 2025②」(渡邉誠介教授のnote)でも紹介されています。

多くの人で賑わった吉乃川周辺

吉乃川周辺には、飲食やクラフト作品など、さまざまなお店が並び、多くの来場者で賑わいました。

吉乃川の看板と青空の下、出店と来場者で賑わう会場
クラフトビールSENBEI ALEをグラスに注ぐ様子
木製トレーに並ぶグラス入りの日本酒飲み比べセット

会場には、吉乃川と地元・岩塚製菓が共同開発したクラフトビール「SENBEI ALE(センベイエール)」も登場。岩塚製菓のおかき「鬼ひび」を原料に使用した、ユニークなビールです。
ほんとうにおせんべいの味がしました!

吉乃川の「醸蔵」では、日本酒の飲み比べセットも。涼しい店内で、ついつい長居してしまいました。

※吉乃川の飲み比べセットは、HAKKO trip開催日以外にも楽しめます。

旧機那サフラン酒製造本舗でガイドツアー

HAKKO tripの賑わいのなか、旧機那サフラン酒製造本舗では、この日も市民の会によるガイドツアーが開催されました。

多くの方が参加し、建物や庭園を巡りながら、ガイドの説明に熱心に耳を傾けていました。

色鮮やかな鏝絵が施された旧機那サフラン酒製造本舗の蔵を見上げる来場者
色鮮やかな鏝絵が施された蔵
旧機那サフラン酒製造本舗の庭園でガイドの説明を聞く参加者
庭石の由来について説明を聞く参加者
旧機那サフラン酒製造本舗の離れ座敷内部で説明を聞く参加者
細部にまで意匠が凝らされた離れ座敷

庭園では、各地から集められた石についての説明も。離れ座敷では、照明や天井、壁、廊下など、随所に見られる吉澤仁太郎のこだわりが紹介されました。

吉澤仁太郎の歩みや建物にまつわるエピソードを、ユーモアを交えながら聞くことができるガイドツアー。訪れるたびに新たな発見があるのも魅力です。

※2026年のガイドツアーは11月中旬まで開催予定

ノスタルジックすぎる宮内駅

HAKKO tripが終わったあとも、まちでの寄り道や会話を楽しんでいるうちに、いつの間にか夕暮れ時。

帰りの宮内駅では、日が沈んだあとの美しい空が広がっていました。

賑やかな一日の終わりに出会った、どこか懐かしい風景です。

夕暮れの空と線路が広がるJR宮内駅のホーム
日が沈んだあとの宮内駅ホーム

発酵・醸造のまちで、いつでもお待ちしています

HAKKO trip 2026にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。

また、イベントの開催に携わった企画・運営スタッフの皆さま、地域の皆さま、ご協力いただいたすべての皆さまにも、感謝申し上げます。

今回ご紹介したのは、当日の様子のほんの一部です。

宮内・摂田屋には、歴史ある蔵や建物、発酵・醸造の文化など、まだまだたくさんの魅力があります。

イベントのない日にも、ぜひゆっくりとまち歩きを楽しみにいらしてください。


もっと楽しむ、摂田屋・宮内

HAKKO tripの昨年の様子や、普段の摂田屋・宮内を楽しむまち歩き情報をご紹介します。

発酵文化が息づくこのまちの魅力は、ナショナル ジオグラフィックの特集記事でも紹介されています。

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