サフラン酒本舗でそばを育ててみた。なのに、うまくいかなかった。
旧機那サフラン酒製造本舗の裏庭で、ちょっとした思いつきから始まった「サフランそば栽培作戦」。
そばを育てて、収穫して、打って食べてみよう。
そんな楽しそうな計画は、実際にやってみると、思いがけない苦戦の連続でした。
そばを育ててみようと思ったきっかけ
長岡の花火が終わり、町の賑わいもおちついた頃、旧機那サフラン本舗の裏庭で、市民の会の方々が忙しく雑草の刈り取り作業をされていました。
「このままではまた雑草が生えてくるね、美観も良くないね」
「そばでも植えて紅白で花が咲くように育ててみようか」
という話を聞いた私が、
「それではそばの実を収穫し、ソバを打って食べてみませんか?」と提案しました。
それは良いという事になり、
早速、計画は実行に移されることになりました。

やってみたら、うまくいかなかった
いざ始めてみると、最初からなかなか思うようにはいきません。
もともと草むらだった場所は、土が固く、石や瓦礫も多く、畑にするだけでも一苦労でした。
それでもなんとか耕し、そばの種をまいた翌日。
畑に行ってみると、なんと、野鳥が種を食べているではないですか!
急いで防鳥ネットをかけましたが、今度は伸びたソバがネットに絡まり、ほとんどが倒れてしまうという事態に…。
さらには、そこに雨が降った為、受粉が上手くできず、実が付かないスカスカの状態に。
結果、ソバの実はわずかしか収穫できませんでした。

それでも、やってよかった
うまくいかなかった部分も多かった今回の挑戦ですが、紅白のそばの花が咲く様子を見ながら、日々の変化を楽しむことができました。
実りを期待しながら畑の様子を見に行く時間は、それなりに楽しい日々となりました。

来年、もう一度やります
次回はしっかり畝を作り、水はけ良くし、
間引きをして、肥料をしっかり与え、
きれいな花を近隣の方に楽しんで頂いて、
実りのあるソバを収穫できるように、
リベンジを果たしたいと思います。
そして、美味しいソバをたくさん食べたいと思います。
この取り組みをしている人
サフラン酒本舗の裏庭で、そばを育てている人、押山さん。
そのきっかけや、これまでのことを少し聞いてみました。
——なんでそばづくりができるんですか!?
そば打ちは、結婚したときに妻の実家(栃木)が民宿兼そば屋をしていて、そこで見よう見まねで始めたのがきっかけです。
栽培は長岡に来てから知り合った方の畑を手伝ったことからですね。
——長岡にはどうして来られたんですか?
もともとは三重県の鈴鹿市にいました。
長男が長岡の技術大学に入学したのをきっかけに、地域おこし協力隊として移住しました。
——一番大変だったことは?
やっぱり最初の畑づくりですね。
固い土を耕して、石や瓦礫を取り除いて…汗水垂らして働くとはまさにこのことだと思いました。
——来年はどうしますか?
今年収穫したそばを種にして、もっとたくさんまきたいですね。
畝を作って、水はけも良くして、しっかり実がつくようにしたいです。
次のそばづくりが、今からとても楽しみです♫
あわせて読みたい
サフラン酒本舗の周辺では、さまざまな人の手によって景色がつくられています。
庭園の見方や、このまちで育まれている日々の取り組みもあわせてご覧ください。