【開催中】秋山孝ポスター回顧展 1「沈黙の声(もう一つの言葉)

2026年3月29日まで、秋山孝氏の代表作を振り返る回顧展を開催しています。
酸性雨を題材にした「Wild Life-Help」など、国際的に評価された作品を通して、社会に強いメッセージを発し続けた作家の姿勢に触れてみませんか。
今回展示する、「Wild Life-Help」(骨格鳥)は、酸性雨が話題になっている時代に、自然保護メッセージを強く発信した作品で、1986年ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ・金賞を受賞しました。これをきっかけに秋山孝氏は、世界で注目されるアーティストになりました。
2009年にAPMで開催された講演会(第1回美術館大学)で、秋山孝氏は、「なぜポスターというジャンルを選んだのか」という部分で「社会性を持ち社会に対して強いメッセージを発信することが出来るからだ。」また、「社会に対してメッセージを発することが自分の立ち位置だから」と語っています。
常に世界で起こる社会的な出来事に対し問題意識を持ち、メッセージを発信し続けた秋山孝氏のポスターの「沈黙の声(もう一つの言葉)」に触れてみませんか。
ご来館をお待ちしております。